2015年06月05日

あげぽて、ありがと。

たとえばフライドポテトが食べたい気分になって。


でも外にゆくのはおっくうで。


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あげぽてた。


こうして思い立ってすぐ作れる。

なんのてらいもない、あげぽて。


簡単なの。


ジャガイモやオリーブオイル、ローズマリーが手元にあって、賞味期限の文字も確認できて、量や数の計算もできる。鍋ももろもろもみんな揃っていて、そして作り方を知っていて、どうしたら危ないのかも知っていて。かける時間もある。台所もある。


なんでもないこと。

当たり前のように。

日常の範囲にある。


でも、これがなんでもなくなるまでに、どれだけの「以前の人」がこうしたものが日常となるところまで保ってくれたりがんばってくれたり育ててくれたのかなって。


簡単なこと。

特別でないこと。


と、されているもの。

平均値でなく、眺め直してみる。


人、の、凄さ。

積み重ねた、知恵、と、

受け継いできた、物、と。


そうだね。


おいしいものを

自分で作れること。

それは

自分だけでは

きっと出来なかったこと。


ありがとう。ね。







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2015年06月02日

時を奪われるなど

ふと目にしたものに
時を奪われてしまうこと

最初は言葉ではなく
気持ちや心地のような
感覚にさらわれてしまう

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何かわからないものが
優しく胸を満たしてくれて
幸福になっているうちに
時がいつのまにかたっていて

あとから
あの光の模様は
羽根のようだ
双葉のようだ
鳥のようでもある

などと

光は傾きかけていて
強すぎず暖かく
柔らかに影を伸ばして
木がほのかに温まる

などと

そんなことは
その時には
多分考えようともせず

その時は
その時を
失う喜びのなかにいる
posted by 深森らえる at 18:10| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月19日

写真

あれこれの昔の写真
ひっくり返す機会があって。

見ていたら。
思いがけない気持ち。

いろんな幸福を結構
「忘れてたなあ」ということ。

覚えていたつもりでも
もっとあったと教えてくれる。

イベントもあるけど
それよりもずうっとささやかだったり
細かいあれやこれやのことを忘れていたり。

あれ、人生って
こんなにみっしり
楽しいことがあったのだわ


小さな私が
腕のなか、部屋の中、
庭の梅の木、公園のボート
なんでもない場所で笑っていたり

お正月のご馳走
踊っている舞台
お雛様の前でおすまし
カーテン前できをつけ
ピアノの音は聞こえないけど
ピアノで弾いてる曲はなんだった?

どんどん増える
外にも広がる

みんなで食べたケーキ
高校の友達とスコーンを焼き
大学ではおバカな遠出や遊び
お芝居の稽古の一コマ
帰り道ふざけて撮ったポーズ
山登りの写真はないのに
ドライブウェイの野菜の写真
川をただぼんやり眺めて一枚
カメラに気づいて笑った一枚
走って近づきぶれてる一枚

あらまあ。
あらまあ。

そうだったね。
そうだったね。

あの時の周りに
いっぱいありがとう。

未来の私が、
今のありがとうを
また思い出してくれるように。

久しぶりに、最近の一枚。
おいておこう。

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おふろカフェの一枚。
この日も楽しかったなあ。

ありがとうを
忘れないように

時々、ぱしゃり。







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2015年05月12日

参考書

一人では開けない難しい世界の扉をそっと開け、手を取って道案内し、迷わぬように帰してくれる。

そこで見た、道の外に潜む美しさへと好奇心が疼くことをわかっていて。

そうして家に着くとポケットには鍵が。

今度はあの庭へ一人でおゆきと。








愛に溢れた参考書って、危険。

posted by 深森らえる at 01:22| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月11日

欲しいの気持ち

花想容にて。


ゆったりお茶を飲みながら

新しい帯や反物を眺めて


望む、気持ち

纏いたい、という気持ち


幸福なような

胸くすぐる切なさのような


物欲というより

雰囲気欲かなあ


ふわり、うまれた


手を伸ばしたくなる


その日見た着物は

なんだか優しかった

その気にあやかりたくて

物の力をかりるということ


着物の魔法

纏うものの力



雰囲気の力ってある

たとえば優しい物が持つのは

優しい気を形にして

身につけられるようにして

その人の

優しいを補助する増幅する

そんな感じ



物がなくても努力できるけど

あればもっとたやすくなることもある


どうしてそれができたいの?


わざわざこれ以上

守って欲しくなるの?

頼りたくなるの?


それは多分

実は守られたり頼ったりは

もっと強くなるためのものだから


そのぶんもっと

してあげられることが

ふえるかもとおもうから


そのために

優しい物に守られてでも

頼り助けられてでも


もっと一緒に先へゆきたい


そのくらい

多分

好きなのだ


優しくなりたいくらいには

まだ足りないと思うくらいには


世界に片思いしているのだな


posted by 深森らえる at 22:25| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月21日

はるのあらし

昨日は
春の嵐だったのか
ぶわありと
風が膨らんでいた

世界を揺らすように
大気が駆けてゆく

胸のなかで
不安でも期待でも
あるようなないような
漠然としたものを
初めて覚えたのは
いつだったかなあと
そんなことを思う

たぶん
まだ小さな頃

だけどもう
特別という概念を
知っていたはずの頃


嵐の日は特別
いつもと違う

自分ばかりが頑なに
ただいつもと同じで

窓辺で何かを待っていた
posted by 深森らえる at 22:49| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月06日

誕生日じゃない日おめでとう

枝垂れ桜の暖簾をくぐって非日常へ。


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…なんてことはなく
俗世を存分に楽しみ

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花も団子もおいしいお茶も。
ちなみにこのお茶は桜のチャイ♪

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風の強い日。
ゆらゆらと枝が揺れて。
花がまたねと旅だってゆく。

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はる。さくら。わらいごえ。

何度も見た光景のようで

本当は
一度きり


巡って
繰り返してる


いつも初めましてで、最後の光景たち
馴染みをかさねる、新しい一枚の時紙

…といって特別に扱わず
毎日が特別で特別が普通になり。
つまりは普通の春の一日。


「なんでもない日、万歳♪」
アリスの世界のように、
「誕生日でない日々」も楽しんで。

きっと明日も素敵な普通の日なの。



posted by 深森らえる at 03:07| Comment(2) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月19日

おやすみなさい

おやすみなさい

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日が落ちるたびに

一つの終わりがくるから。


あの時会えて良かった。


雨が降る前に会えて良かった。

雨が降った後だってきっと好きだけど。


晴れた日の姿は

晴れた日だけのものだから。





posted by 深森らえる at 01:20| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月02日

ひとあしさきに

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​春をいただくよ。

ひとあしさきに、なのだけど。
じつは去年の記憶なのだよね。
この、優しい花は、過去から。

さきどることができるのは
もうすでに知っているから

どんなに素敵で
どんなに優しくてって

そうしたところのかけらを
過去から拝借してきていて

訪れる未来に安らぎながらはしゃぐ

新しい春
だけど私たちはもう春がどんなものか知ってる

その優しい既知の腕に抱かれながら
未知の訪れを心待ちにしているのだ

posted by 深森らえる at 21:00| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月18日

飴玉大晦日

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心のなかでひっそりと大晦日。


春を迎えると思うと

一年の締めくくりの寒さも心地よく。


旧暦合わせで新年にむけ

こうして梅がほころんで。


ね。


なんでもない日常のなかを

何気ない顔で過ごしながら


一年の締めくくり気分を

飴玉のように懐に抱いている。


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posted by 深森らえる at 10:44| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月17日

しろしろふわり。

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梅見に行ってまいりました。

そうしたらヤギがいました。

ヤギはちょっと足を怪我していて
少し不思議な歩き方をしていて。

ひらひら舞う梅の中で
のんびりしていました。
そばにはみかんのはいったバケツ。
撫でに来る人が
ついでのようにあげています。

厳しい自然の中では
生きるのがむつかしくても
人が作ってくれた囲いのなかで
みかんをもらいながら生きてる。

梅が青空にぐんぐん伸びて。
青い枝がその先へまた伸びて。

それぞれの、運命と、生き方。






posted by 深森らえる at 21:25| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月04日

本当に見事な

立春の満月。

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posted by 深森らえる at 18:52| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月20日

まぜこぜの今

雨の日に
友達とゆっくり
喫茶店で

未来も過去も
まぜこぜておしゃべり

そのまぜこぜの
まざったところが
きっと

今の私たちが
幸福であるのは

未来や過去に届いた意識が
描くの波紋のまぜこぜの偶然

かもしれないけど

偶然を連続させることが
できるかもねなんて

そんなことまでおもいつつ

帰りはあの可愛いお店に寄ろう!なんて
また過去と未来を混ぜて笑いあった。

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posted by 深森らえる at 23:24| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月31日

来年はあっち…かな?

あと一時間で、新しい年?


…来年って、こっちでいいのかな…AD6D1754-6DA4-44C5-AF56-E8897A19D556.jpg

今年もありがとうございました♪

来年はまた運命のいたずらに乗っかり
「えっそこに行くの?」
っていう場所にゆくのかもしれない。

冒険のお誘いにはうなずくタイプ。

先には深い森。
森の素敵を浴びに。

てくてく歩きつつ、手をふって。
時にご縁がある時に寄り添って。

楽しい気持ち、優しい時間
そういったものをまた共有できたら

そう思います。

ありがと。よろしく。良いお年を。


posted by 深森らえる at 23:00| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月29日

冬ならではの

寒さは苦手なの
だから冬も苦手って

そう、冬は苦手なのに


冬ならではの楽しみがありすぎて
寒い冬が嫌いじゃなくなってしまう

ずるい
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今日はバタースコッチティとともに。


冬。

暖炉とか。
湯気で曇る窓とか。

好き。が。多すぎる。

もこもこの鳥。
暖を求めて膝に乗ってくる猫。

好きなものたちに
私の苦手が懐柔されてしまう。


寒さを忘れちゃえる
好きの胸の熱
かきたてられて
少し悔しい。


posted by 深森らえる at 01:07| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月19日

大切にすること。

大切にすること。

時間を、意識を、
ゆっくりしっかりかけてむきあうこと。

喋らないものの力を引き出して
世界に現れて良かったなあって
そんな姿をさらに引き出したい。

むきあうことで、むいてしまいたい。


魅力をむき出しにできるほど
貴方が世界に安心したらいいなって
そんなことを思ったりするんだ。

それが私の幸せになる。

たっぷりひきだしたい。
貴方の魅力、私のエゴ。

今日は柿を大切にしてみた。
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posted by 深森らえる at 23:37| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月18日

春の空ひとかけら

​今日はちょっと寒いから、
春の空をひとかけらつれてゆきます。
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この空の中には
白い花がふわふわと浮かんでいて
何故かいつも手触りが柔らかくて
固い塊のはずなのにほっこりしてしまう

春の気配がそこにある

……春は少しくぐもっている

くぐもっているのはそう
くすぐったいような先の見えなさ

あのときはどきどきしたね
嬉しかったり不安だったり
どう伸びてゆくのかなって
自分でもわからないままに
光と水に力をもらいながら
つむじから蒸気出していた

今、私は次の春の一つ手前にいる

ただ健やかに広がる青空の下
どんな過去も良く見えてしまう

遮るものがなくて
それはちょっと容赦ないなあなんて
そんなことを思ったりしながら

人工的なくぐもりを求めて
湯気のたつティーカップを手にしたりする

そんなに良く見えなくていいよ

眼鏡をかけて
さらにくもらせてしまおうか

なんにせよ、今日は、いい天気。

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posted by 深森らえる at 12:33| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月14日

大丈夫だよ

「ー」なんだけど、大丈夫かな?
って聞かれたりする。
「ー」でも、大丈夫な方法を見つけよう。

方法が見つからなかったら
方法を作るために、
変えられるものがないか探してみよう。

たぐって、たぐって。

蝶のはばたき一つで変わる、
指先一つで変わる、
押すべき場所を見つけた先で
やるべきことがみえたなら

そこまでしても「ー」を大丈夫にする?
するなら、大丈夫。

望みが変わるも、また良しよ。
何故なら、しっかり見つめて諦めたなら
諦めは、明らめに変わる。
明るくなって見えた
新しい道は、きっと今度こそ君のもの。


posted by 深森らえる at 00:28| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月20日

ハートの錨。

あれこれやるべきことに思いを馳せると

少しあわてそうになる。胸がざわつく。


あわてそうな感覚や

浮足だつ感覚がきたら


それは合図。


いかに穏やかに遂行できるかしら、って、

口角をあげて、胸の真ん中に落として行く。


まずは動かない。

ハートで動けば見失わない。

ざわざわしている感覚が

暖かくなるまでハートに集中する。


ハートが暖かくなったら、

もう一度やることを見直してみる。


わーいっぱい。

量は変わらない。


でも。


さっき正体がよくわからなかった

たくさんの怖いおばけではなく

ヒヨコや猫みたいなものが

わらわらわらとあれこれ望んでいる


この子はエサ待ち。

この子は撫でられたい。

この子はブラッシング。


ん!

ちゃんと順番にみんなするから

待ってて待ってて、慌てないで。


大事なのは、向こうをみること。

何のために、何をするんだっけ?


そんな感じで一つ一つ。

愛おしみつつ進められたら。




現実に遂行する物事。

ごついものもあるけれど。


ご縁があって、巡りがあって

猫から虎までまるごとなでて

世話するときの心持ちでいたい。


エサをあげたり撫でたり

ブラッシングしたり…


時に目ヤニをとったりとか

病気の世話をしたりだとか

互いのためにないほうがいいことも

あれば起きれば単純にそれも込みで



猫でも、いつかは虎でも。


穏やかに。

大事にするという芯。


私の心地よいポイントは

どうやら頭でも肚でもないらしい。


少なくとも、今は、ハートに聴く。




posted by 深森らえる at 11:18| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月17日

甘くて苦くてただ好きで

オレンジを焼くと
ちょっとほろ苦くなる。

飲み込んだあとも、その苦さは
先に行くのをちょっと躊躇うように
舌の上にとどまる。
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その間に胸が何か思い出しそうになる
その感覚が好き。

君と私の一瞬のひっぱりっこ。

甘いばかりがよいわけではなくて
愛しさトリガーとなるものたちにも
時々無性に会いたくなったりする

特定の物への愛は執着や痛みに繋がり
苦しみを呼ぶから手放せという考えは知ってる

苦しみを呼ぶとしても愛さずにいられない
そんなものとの出会いを喜びとして大事にしたい

無常に誠実でいるからこそ
奇跡を喜びそして育めたらと
無常を知ってなお恋をする
自分のこの手で出来ることをするばかり

甘いものが
この世界にあって嬉しいなって

いつか消えても
いつか離れるとしても
愛でられる限り愛でてゆく



posted by 深森らえる at 23:26| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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