2016年12月31日

そして

今年も。ありがとう。
ここで先に伝えたくて。

ぎゅ。

いろんな人のいろんな時の糸。
交差して織り成して。

来年もまたどうぞよろしく。

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あなたも私も
もしくは重なる時に共に。

素敵な生を紡いでゆけますように。

祈りをこめて。

らえ

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2016年12月19日

貝殻拾い

いろんなことを知る

広大な海の
広大な浜辺の上で
小さな貝をひろっては
矯めつ眇めつしている
だけのようなものだけど

それは楽しい


このイメージ
おおもととしてはいつのまにか知っていた
ニュートンの言葉も多分影響あるんだけど

むしろそこにアンリンドバーグの
「海からの贈り物」を読んだ記憶が
かなりかさなっていて

その時の感覚
まだ十代の頃で
分かり得ないことも
多々あったのだけれど
大事なものを拾っている
思考ではなくその感覚が
いつの間にか私を形作る
地層の一つにもなっていた


その二つの地層の養分をふくんだ水が
ひっそりと大地から天に登っていて
不意に浮かぶイメージと言葉を
まるで外からのもののように降らせてくる

浴びているうちに
敬虔に近いような感覚がくる


時に物を知ったと感じても

賢くなったというより
見つけたことによって
その先に感じる広さに呆然として

これは世界のなかのほんの一点
転がっている貝殻のきらめき
そうあっさり思えてしまう

それはいやなことではなくて

ただ貝殻で遊ぶことが
こんなに楽しくて美しくてわくわくして

海の広さを浜辺の広さを思うと
ああ生きてるうちには
全部知るなんて無理だわと思いつつ
すがすがしくさみしく明らめて

生きてるうちはずっと遊べるんだわと
ならば自分の好みを今世はと
好みの貝殻がありそうな海を
目指して旅したり
たどり着いた浜辺を
ゆっくり歩いて

気の向いたところでしゃがみこむ

自分の手を使って
自分の思うところを

砂を掘り冷たい水に触れ
反射する光を楽しみながら
思いがけない貝に時折驚いて
もしくはありふれた貝でも
やっぱり一期一会の美しさに

ねえねえこんなの見つけたの
って
うれしくなる

時折貝殻がとりわけ好きな人と
お話するのも楽しいなって思う


貝はそこにあったもの
私はそれを見つけただけ

貝はそこにあったものかもしれない
でも貴方はそれを掘り出してきた

その貝を見つけ掘り出すことが
どれだけ大変かが
ある程度はわかってくると
互いに謙虚に
素敵な貝を見せてくれる先達に
ありがとうって感謝ばかり



私は星見も花摘みも果物狩も
いろんなことが好きすぎて
きっと浜辺にいる時間も
持っている貝殻だって
ほんのちょっとだけど


貝殻素敵ね楽しいねって

好き

って

たまに伝えたり話したくなるのです。





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2016年12月16日

大人は甘くもできる

ただでさえおいしいほろ苦さ。

そこにショコラの甘さやミルクまで
しのばせてしまうような贅沢大人力。

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学んで、受け取って、
存分に発揮してまいりましょう。

と、美しい月夜明けの朝に想うなど。
posted by 深森らえる at 08:28| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月08日

クリスマスはじめ

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一足早めのクリスマス。

優しい人たちと過ごす時間。
とってもおいしいお料理と
若草物語みたいな空間。

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おうちにつれ帰らせていただいた子が
記憶の糸をシュルシュル紡いで
幸せと私を結びつけてくれる

優しい人たちが
心から幸せになりますように
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2016年11月29日

枝垂れる金杏

伸びて伸び伸びて
枝垂れるほどに
金を滴らせて

藤の枝のように
銀杏が揺れている
薄紫の裏打ち

秋の光が悪戯に
葉の波打ち際で遊ぶ
泡立ちの楽譜は
目に見えぬ音楽を奏で

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2016年11月28日

いきのび、のびのび。

チャレンジしてみました。91779EDB-901E-4484-88B3-CA57782E238F.jpg
最後数分残りのところでなにもかもやることも手順もわかって動いていたのに、純粋に時間が足りなくタイムアップという悔しさ。

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お茶は全てをリセットしてくれます。
幸せ。
喜びは何倍にも、悲しみは何分の一にも。

遊ぶばかりであまり喋れなかったので
(お茶屋さん時間が削れちゃって…)
友達とまた近いうちに
お茶をする約束をしておわかれ。
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美しいものには、何度でも会いたい。
楽しいあなたとも、また。





posted by 深森らえる at 13:16| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月19日

瞑想とろり

とろとろ。
とろとろ。

ひたすらに。
じんわりと。

おなじことをしているのに。
おなじことをかさねていて。

ふかまっていく。
へんかしていく。

とろり。とろり。
こころがゆるり。

いろんなことも。
うかんではきえ。

みつめてゆくと。
またとけてゆく。

少し味をつけて。
少し工夫もして。


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やさしいちからに なりました。

ではでは、いただきます。

posted by 深森らえる at 22:19| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月30日

蝋燭の炎を灯すように

いただいたフィナンシェを

フライパンで温めつつ、

少しのバターをその上で溶かし、

焦げ目もつけて、

先日作った紅茶シロップをかけたら


目がぱっちり開いちゃう

そんな勢いでおいしかった。


小さな小さな

蝋燭の火を灯すような


けれどそれが集まって

きっと生きてることそのものが

お祝いになるのね


歳の数だけではなく

生きてきた時間分の蝋燭が

先に進む道も

歩きやすく照らしてくれる


貴方と灯したもの

私が火をわけられるもの

みんなと 世界と


ほんとはなにも見えないはずの

なのに足元とちょっと先まで明るい


嬉しいが見えている この先へ

posted by 深森らえる at 16:44| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月08日

夜が来るのが早くなって

この時間にお茶を飲んでるだけで
随分夜まで時間を使っている気がして

なんだか贅沢で

秋もいいなって

夜は
一度暗くなってしまえば
街の動きは変わっても
空は昼ほどわかりやすく変わらず
月の出ない夜なんてほぼずっと

時を意識せずに

樹々の影や

閉じた花たち

部屋の灯りは変わらない明るさ
しばし忘れものをしていいんだ

時が動かないふりで

見逃してくれるから

身を置くわたしを
posted by 深森らえる at 18:06| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月01日

10月の朝

新月の日に新しい子と。 

物には物語が込められている。 

語られること。 

ここにくるまで。 
そしてここから。 

一緒に過ごす時間の中で 
また増やしていく語りたいもの。 

秋の、新しい季節の、始まり。 
どんなきらきらをこの子にあげませうね。
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posted by 深森らえる at 21:31| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月18日

欲望を二つにわけるのこと

そうしたいな
なのか

そうしてほしいな
なのか



わたしがする範囲ののことは
なるべく叶えるけど

あいてがする範囲のことは
なるべく手放す方向で


相手の心はわからない

そうしてほしいなって
相手に望むこと

相手の心がついてこないと

そうさせたいなにいれかわり
相手が置き去りに


だから手放せたらよいんだけど
手放しに手放せなかったりするから

せめて 自覚的に 線を引く




そうしたいの?
そうさせたいの?

じぶんのこと?
あいてのこと?

ちゃんとわけてみる


二人のことも
少しずつ切り分けて

できるできない
わかるようになる








posted by 深森らえる at 05:23| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月10日

菊の花びら。

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昨日は重陽の節句でしたね。

旧暦合わせだと一月後だけれど。
一足お先に。日本酒、こくり。


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残った分は…お菓子に使うのもありかしら。

それこそ、これから咲いてゆく菊の中で、お茶をいただくもまた楽し、ね♪


そうそう、先日にゅうすページも更新しました。
芸術の秋にふさわしい、お楽しみ♪
posted by 深森らえる at 19:23| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月29日

うさぎあんにおちゃをあがりにまいります

大変かわいらしいお茶を頂戴しました。

パッケージとか。

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こうしたもの
どれだけの時代を経て
当たり前に
手にできるように…?

歴史を勉強したりすると
紙ができるまでとか
デザインの変遷とか
意匠に文化に…

が、あっての、ここで…
すごいことだなあと思っちゃう

わたしの手に渡るまでここにくるまで
前からずっと繋げてくれた人たちありがとう!
(わたしのためでなくても、わたしが勝手に感謝する…!

かわいいね!(感想はシンプル



こんな贅沢な時代に生きていて。
ほんわり。


そして、このお茶を手渡してくれた彼女に何より感謝。

秋に向かう日々の中で
丁寧に美味しくいただきます♪

ありがとう♪




ーーー
追記

早速あけてみたら


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えっ?

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わ!

こんな隠し工夫まで!
お茶の封でさりげなく隠していたなんて!


楽しくて胸がきゅぅとしてしまいました。


posted by 深森らえる at 10:23| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月22日

夏の名残

そんなタイトルの映画が
あったような気がします。

名残、という言葉
痛みを伴うのに手放したくない気持ちを
呼び起こしてくれるので、好きですね。

好きでいたくないのに
もう手放してしまいたいとも思うのに
好きでいちゃうようなものの
複雑さは人として愛らしいなと思います。

それを抱いてしれっとしているような
そんな胆力のある様子も魅力的ですね。


名残りましょうか。

夏野菜の昆布だし寒天寄せ。
なぞ作ってみました。

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みりんとお醤油で味付けたヤングコーンや
砂糖とお酢につけておいたパプリカ
塩をなじませておいたアスパラや
湯むきしたトマトにきゅうりやおくら。

あくまで和風の味付けで。
湿度の高い時こその、
ひんやりさっぱり滋養。

まだ、名残の暑さが。気だるさが。
残っておりまする故、ご自愛のほど。
posted by 深森らえる at 18:30| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月20日

ひそやかブルー

大変気に入って使い続けている
このこ。このこばこ。
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春頃、手に入れた時にも
そんなことを書いていた気がしますが
今もまだ気に入ってます
この子はとても気持ちに合う子。

カラーやペンの組み合わせに加えて、
これを手にした時の楽しさが秀逸で。

「わざわざお化粧したくなる」
そんな気分にさせてくれるもの。

箱を手に取る。
とりどりの気球。
今日はどんな風に乗ろう。
どの旅を選んですすもうか。

アイシャドウは白やベージュ
きらきらの上に、落ち着いたブラウン。
木々が光をいっぱい浴びるみたいに。
アイペンシルはブルー。
そんな色使ったことなかったけど
青空や青い鳥が景色に入ってくる。
幸福を差し入れているような気持ちに。


この子に出会う前はこの子を知らなかったように。
まだきっと知らない幸福の可能性がたくさんあちこちにある。
またそんなふうに出会って幸福になるものが増えて。
もっとできることややりたいことが進化していったりする。

ずいぶん使ったけど
まだ、まだ、使えそう。

わたしのもとにきてくれてありがとう。
まだ、まだ、一緒に旅をしようね。

わたしが見る世界を見せてあげるつもりで
今日もひそやかブルーをいれました。
posted by 深森らえる at 15:28| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月28日

ここに いってきたの


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どこに行ったのかと問われ
ぱっと言えないことがある。

忘れたからじゃなくて、溢れてるから。

その場所の名称は知ってる
でも等価値かそれ以上で
印象に残っている思い出が
驚くほどいっぺんに広がっちゃうの。

一面に広がるそれに溺れて、
映像のなか関連付いて溢れる単語
そこから抜け出して、
問いの答えの文字を探す
また探すそのタイムラグなの。

どこに行ったのと聞かれたら
脳内の映像を見せられたらいいのに

そして


ああ、おいしいものがたくさんある場所ね
ああ、文学に絡めた世界が広がる場所ね
ああ、空気が静かに沈んでいそうな場所ね

それぞれの
あなたが受け取って
なにを受け取ったのかを

それを言葉に変換してくれたらいい

私も続けるから。

そう、そこに行ってきたのよ
posted by 深森らえる at 23:58| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月01日

雨飾り

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花が雨飾りをまとっておめかし。

雨をまとう髪飾りがあったら。
こっそり涙粒を忍ばせて身につけよう。


posted by 深森らえる at 06:06| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月09日

読み遊びのメモ。

読み遊びメモ。

自分が遊ぶ時の
最初の一歩的なもの。
普段どうしてたかなって
書いてみました。




例えば
見知らぬ国の書物に
「 ⚪︎ー▲》」
って書いてあるとして。

読み遊びしたくなったら。
まず単語を調べてみる。

(そのときに文章丸ごと検索して
意味が分かっちゃったりすることもあるけど、そこはあえて辞書的なものを使って
単語ごと調べるほうが楽しいかも。
文の意味から逆算して構造を理解していくのは
また別のお話にとっておきませう)

そこで
「⚪︎は猫、ーは丸い、▲は彼女、》は撫でる」
という意味であるとわかったら
猫と丸いと彼女と好きで作れる文章
を軽く思い浮かべてみる。

動作を示すものが「撫でる」しかないから
彼女が主語の可能性が高いかなとあたりはつけるけど、
猫が彼女を撫でるかもしれないし。
そうそう、まだ、わからなくていい。

そこで次に文法の知識を探す。

例えばこの言語の場合に品詞の印が決まっているとして
【名詞は図形、主語は黒塗、目的語は白塗、動詞は矢印や括弧のような形の範囲のものの組み合わせ、形容詞は縦横線の組み合わせ】だとわかれば、
かなりの可能性で「彼女は丸い猫を撫でる」か
「丸い彼女は猫を撫でる」と読める。
特殊な可能性として、あとは「彼女が猫を撫でて丸くする」とかかな。

この場合欲しい知識は
形容詞が前のものにつくのか後ろのものにつくのかと、
この言語の「撫でる」に「AをBの形に変容させる」の使われ方があるかどうかなど。

これでだいたい正解に近づけていることが多いし、
だんだん作りが分かってくるから、他の文を読むのも早くなる。

そうやって幾つかの文章を訳していくうちに
文の流れが変だなあと思ったらあとは文脈。
一行一行まずは短い文章から掴んでいく。
長い文章を単語のみ調べて
あとは穴埋めにして残しても大丈夫。
あとから埋めるほうが複雑なものは簡単。

加えて余裕があれば確かめ算もする。
同じ系統の文章の形を照らしあわせる、とか。

さっきの例だと、答え合わせ用に
【お茶 美味しい 私 飲む】という文章があったりするといいですね♪

はてさて、彼の国では
「私は美味しいお茶を飲む」は
どういう記号になるのかしら。


文法を何処にあたってどうやって調べるのかとかは、高度なものになると一人では難しくなってゆくけれど、最初の一歩はまず問い方。

まずはなにが聞きたいのかを分かれば、
きっと声をあげてみることはできて。

すでに解明されている言語であれば、
最初の一歩には答えが用意されていることも多いです。
なにが聞きたいかがわかってくると、
案外答えは探しやすく問いかけやすく、
人や本から糸が見つかって解けることも。

(ネットのサイトにも、文法サイトとかもあるしね。
なんて親切な人がたくさんいるのでしょうと、
そういう意味でも嬉しくときめきます)

などと。
読み遊びのメモ、でした。
posted by 深森らえる at 00:55| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月03日

テーマは、風火水土の、土。

炊飯器叉焼の作り方を聞いて 
それならばなんて挑戦してみたりして 
残った煮汁のグツグツが良かったから 
塩梅してそこから炊き込みご飯も作って 
色がつやつやで香ばしく仕上がって
これはチーズを加えてマイルドにしても 
ぐぅっとおいしくなるパターンねと思って 

つまりはカロリーなんて気にしない! 

という 
ブラウンディナーが 
出来上がっていました。 

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絡めたチーズはラクレット。 
じゅわっとしたご飯にとろみがついて。 
ほわー。地味だけどおいしいメニュー。 
実験即興作品にしては頑張っていて
白ワインとかも合いそうな感じです。 

……たとえば風火水土のイメージで 
メニューとか作ってみるのとかどうかしら。 

今日は地に足つけて、土。

posted by 深森らえる at 20:18| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月25日

言葉は矢印。

言葉は矢印。

矢印の先の物だけを見るか、
背後まで見られるか、
その上の空まで感じられるか。

日本における「桜」や「月が綺麗ですね」

その単語や言葉の負うものを
日本生まれの私は
それこそ私の中での比較ではあれど
他の言語よりはわかっている。

そこから想いをはせる。
見知らぬ国の「見知らぬ言葉」の意味
意味を知るその先の景色を。

産まれながらではない異国の言語
心からわかることなどできるかしらと
懐疑的になりつつ潜ろうとする。

その文化、歴史、人が抱いて守ってきた想い。

受け継がれてきた、育ってきた言葉の
その中身の壮大な景色。

潜りきれない。
そのことを知るたびに。
振り返って
自分の言葉を思う。

私とあなたの言葉を思う。

私も
貴方も
生まれつきの自分の言葉をもたず

私と
貴方の
背景から言葉がきている

私と
貴方の
自身の背景はそれぞれ違い

私も
貴方も
育って行く自分の言葉しか持てない


そもそも言語自体が自分の外にあったもので
自らが生きる場から得てきた他者のものだと気付き


私と誰の言葉も矢印の向こうは同じではないのだと

厳密に同じ意味を持つ言葉など誰も話していないと

そう、実は何度も同じ結論に達している。

誰も誰の言葉とも私の言葉は
厳密な意味で一致しない

貴方にならない限り
貴方の心の中にある辞書は読めない
しかもそれは一刻一刻意味を変える

まずは矢印が示せる
この範囲内でいいだろうと
決定してゆけることがある

そこで済む範囲のことを終えたりする

でも
それじゃ足りなかった。

見えているもの。
私に、あなたに。
私たちに。あなたたちに。

同じ景色を見たくなる、気持ち。
素敵なものを手渡したいような、気持ち。

一人にさせたくない。
一緒を楽しみたい。
共に分かち合いたい。


個々の生き物という
物理的制約の身体を持つ

それなのに気持ちは
個々を超えたがっている。

一人が一人であることを知るほど
言葉という手がかりを共に作って
ここまでのことを成し遂げてきたことに
かえって感心してしまう。

よく、こんなに、伝えようとしたね。

仲間に危機を伝える叫びに始まり
行うべき用のための伝達を超え
表現とコミュニケーションの手段として

個々の殻の中にある以上
共有し得ないかもしれないものを

精一杯「分かち合う」
言葉という「手段」
「手」を伸ばしあって。

だいぶできること、増えてるよね。

私たちは、個別の存在。
だけど、だけど。わかろうとする。
繋がろうとする。繋がる感覚の心地よさ。

他者と自己は一つになりえない。
私たちは必ず別物だ。

個体としての絶対的な隔絶を思うとき
絶望をするよりも、触れる幸福を思う。

「私は貴方になれないからこそ、私が貴方と完全に一つになっちゃったりして、貴方を永遠に一人ぼっちにしたりしない」

という互いへの希望を持ったりもする。

貴方は私に溶けてしまわず
私は貴方に取り込まれたりしない。

一人の安心と
繋がる安心の両立。

安心して、人の言葉の世界に
またプクプクと潜って行く。

必要な時
誰かの横に
ちょこんと座る
そんな力をゆっくり育む。




posted by 深森らえる at 19:53| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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