昨日は節分でしたね。
夜に豆をまいたりしながら考えていたのですが
こうね、外から来る鬼も追い払わなきゃだけど
「鬼は外」って言っている時、
うち、そう、身の内にいる鬼を外に祓っている気もするのね。
で、どうしたらこう一年で育っちゃう鬼を小さくできるかなと思うと、
まず大きくなる前に向き合うことが大事なのかななんて思ったりしまして。
今日は立春。
新しい一巡りの間、次の節分まではね、
鬼にちゃんとかまってあげよう、と、
そんなことをあらためて思ったりしているのです。
鬼って、エネルギーため込んじゃうと大きくなっちゃう気がするのね。
怒ることとか悲しいこととか、身の内に「ため込む」とあれなのかなって。
だから、怒るべきことが起きたら、どうしてあげたらそれが鬼の餌にならないのかいっぱい考えて、
できれば解決したり、解決できないことは納得できる方向までなんとか頭を使ったり行動したり。
悲しむべきことが起きたら、私がちゃんと抱きしめてあげて、とにかくいろいろ感じるのが辛いものをほっておかない。
鬼の餌にしちゃえばいいやとほおりなげちゃわない。
そうして、鬼がむくむくしないようにして日々を過ごしつつ。
それでも小さな鬼が出てきたら、
どうして出てきたの?って話を聞いてあげて。
鬼が勝手にむしゃむしゃいらいらを食べて大きくなっちゃわないように。
きちんと相手してあげる。
鬼はいつでも、心の中にいるはいるから。
いないことにしないで、いることをちゃんとみてあげることから。
次の節分まで、今回の一巡りは小鬼と上手くやっていきたいな、と思うのです。
そうしたら、ほら。
写真の小鬼さんみたいに。
来年はまた楽しく節分を迎えられる気がしておりまする。
あっ。
これってもう来年の話。
私の中の鬼さんも笑ってるかな。
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