漫画にあったセリフを
タイトルにいただきつつ。
多分去年か一昨年くらいから試しているのですが
冷え性で苦しんでいた私にとって
「冬は意識的に太る」
ほんとうにこれ、いいです。
「夏はその分痩せる」
これの行き来はバランスで。
太る痩せるどちらもいいことをしている。
「自分が心地いい状態」に敏感になること。
カイロを使っても
温かいものや薬膳とっても
あまり解消しなかったのが
一気に解消したもの……身体って偉大。
ちゃんと合わせられるようになってた。
ほんとそれにしても「ちょうどいい」は
なんか見せられていたりするものとは違う気がする。
時折メディアなどで「太る」に過剰なまでにつけられている
「ネガティブイメージ」を心から取っ払っていきたい所存。
まあ最近、いろんなメディアにおいて
今までの「細さに依拠した美の基準」が
かなりつくられた商業上のものとわかり
実際のあり方にそった美しさを考える上での
ポジティブなイメージも多方向に
あらわれはじめてはいるけれど
「ほどよい」に宿るそれぞれの「本人性」
多様な美はまだまだこれからだなって思う。
「美」って
心から湧き上がる好みや生理的なパーソナルなものと
文化や刷り込みから後天的にパブリックから学ぶものがあって
太い細いを美の基準にするのではなく本人が健やかかどうか。
その健やかさを満喫してこう華開いて楽しんでいるかどうか。
そういった部分に対してもっとフォーカスされたらいいのに。
今回は太る痩せるの二項で話しているけど
太るのが一辺倒にいいわけじゃない。
痩せるのが一辺倒にいいわけじゃない。
自分なりの美の基準ももちろんあっていい。
だって「美しい」っていう感覚は好きだし。
でもその美しいの物差し
わりとほかの人の物差しで測られたりすることもあって
「その物差し」で測ることを内面化すると
それで作られてゆく枠に
それこそ閉じ込められかねない。
以前の状態は「冬は辛い」ものだったけど
意識的にちゃんと気持ちに目を向けつつ
もしかして…ってためしたこの三年くらい
冬増やして夏戻しての変化をくぐると大変調子がいい。
と おもう。
調整してた時には気づけなかったこと。
だって自分のそれまでの普通が普通だと思っていたから。
夏に心地いいベース±1.5くらいをベストなのだと思っていたから
そこより増えるとああ調整しなきゃと思ってた。
それで「よい」の枠内にいたから。
違った。
もっとよくなるところを試してなかった!
プラスのところで安定する時期があってもいいんだ。
でもこれも、つまりは体重じゃなくて体感なのだけれどね。
というわけで、冬に会うとちょっとふっくら。
夏にあうとそれよりはしゅるりかもしれません。
それだってわからないようなものかもだけど。
今こうしている私を「いいね!」って自分も思えているうえで
その私をみて「おおいいね!」って実際思ってくれる友達が増えれば
じわじわこちら側からも今までの物差しを抜けた「楽しいねの美」が
もう一つの選択として友達の間にも仕事先でも
そうちいさな社会で立ちのぼってくるんじゃないかと思ったりしてる。
ほほに丸みがあることもチャーミングだと思えるような
ほほがシャープなことも嬉しいと思えるようなこころで。
どちらの時も「すこやかでたのし!」を抱けてるような。
そんなありかたでいたいなと思う、立春前。
機嫌のいいのが一番いいのさ
満月の時も三日月の時も
月が綺麗なのと同じこと
好みはあれど美もそれぞれに
その人がその人であることの
美しくたちのぼりますように
posted by 深森らえる at 02:19|
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