2015年02月18日

飴玉大晦日

C61AFA18-A9A8-46DA-9258-F1A97548D187.jpg

心のなかでひっそりと大晦日。


春を迎えると思うと

一年の締めくくりの寒さも心地よく。


旧暦合わせで新年にむけ

こうして梅がほころんで。


ね。


なんでもない日常のなかを

何気ない顔で過ごしながら


一年の締めくくり気分を

飴玉のように懐に抱いている。


3ED9E05F-3DF8-405E-B993-295622C00A89.jpg
posted by 深森らえる at 10:44| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

旅を想う。

旅が好き。
そして。

してきた旅はもう遠い。
なぜなら終わってしまったから。

縁があったことそのものが
夢のようなものに感じられてくる。

遠いなあ。
過去になったというだけで。

見えるのに。
向かえない、もの。


過去が過去になることに
慣れていかなくてはね。

多分、そう、本当に、人生そのものも。
過去になって行く旅。

たくさんのものを見てきた。

今日は眠る前に
旅のなかの旅から一つ、
遠くのかけらを拾ってみよう。

まだ思い出せる。

ある時
洞窟をくり抜いて作られた
とても神秘的な宿に泊まった

その国はタイルの美しさが有名な国。

真夜中の空白
そこに私の運命が滑り込んだ。

私は地下に向かう。
なかに入る。

好きなだけご自由に、と言われる。

地下のプールは天井から床まで
煌びやかな細工で埋め尽くされていた



水に細工が反射して
ゆらゆらと色が揺れるなか
たった一人  そのままに
浮かんでみたり 泳いでみたり
髪も結ばなくてよくて
水のなかですべてが自由で
幸福な時間がただ溢れて流れてた。

あんな大胆で
あんな不思議な時間が
現れてくることなんて
旅に出るまで想像もしなかった


もう、遠いかけら。
まだきらきらしてる。

二度とは起きない。
似たような二度目は、また別物。


また大胆で不思議な時間が
これから出かける未来にあるかもね。
ただ幸福が溢れて流れるような時間が。

それをお守りにするとしても。
すがらない時間を歩いていきたいから。

さあ、ちゃんと寝よう。

今日を過去にしよう。
明日への旅に出よう。

おやすみなさい。
そして今日も、さようなら。



posted by 深森らえる at 03:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月17日

しろしろふわり。

E349DFD6-AC4E-4D27-9CB5-C3DE9C5E6A97.jpg5AC83FF8-C414-48A5-8CC1-624DF331CC4C.jpg
梅見に行ってまいりました。

そうしたらヤギがいました。

ヤギはちょっと足を怪我していて
少し不思議な歩き方をしていて。

ひらひら舞う梅の中で
のんびりしていました。
そばにはみかんのはいったバケツ。
撫でに来る人が
ついでのようにあげています。

厳しい自然の中では
生きるのがむつかしくても
人が作ってくれた囲いのなかで
みかんをもらいながら生きてる。

梅が青空にぐんぐん伸びて。
青い枝がその先へまた伸びて。

それぞれの、運命と、生き方。






posted by 深森らえる at 21:25| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月04日

本当に見事な

立春の満月。

月に誘われてみようかな。4854C31D-C10B-49E4-91F8-78A2EE68E871.jpg
posted by 深森らえる at 18:52| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

丸まっている、君の声。

何も迷惑をかけないように

我慢したり、縮こまったり。


いつの間にか小さくなった君。

丸まっておとなしくしてる君。


周りのことを大切にしてる優しい君のこと

もちろん好きだよ、でも、苦しそうだよ。


どこまで頑張るの。

おしゃべりをするのも怖いの?

言葉を選び間違えたら傷つけてしまうかも?

だから黙って横たわって、息を殺しているの?


そんな風になってしまうまでがんばって。


自分が力をもっていることを良くわかっていると

力の使い方を間違えてしまうかもしれなくて怖いよね。


封じこめて納めきる力を誰に貰ったんだろう。

解放して行使する力を誰から受け取りそびれたんだろう。


程よい使い方を教わらないまま、

貰った力をただ自分の戒めとして

受け取りそびれたものを眺めるばかりで


そうしていたいの?

どこまでいくの?


極端にいえば呼吸していても

二酸化炭素吐いちゃうのに。

無理だよ。

その先に行っちゃだめだよ。

だって君ももうわからなくなってるみたい。


好きでしてたはずのことが

君を終わらせる方向にむかってる。


どこまで許さないの。

君自身が生きることを。



やらなければ問題が起きる可能性はないんだけど、

やってみて問題解決の経験値を積むことで、

いつしか問題なくやっていくことができるようになることもあるんじゃないかなって思うんだ。



大事にする仕方を覚えていくの。


離れること、距離をとること、自分がひくこと。

そこはもう十分学んだから。

近づくこと、距離をつめること、自分がゆくこと。


十分安全に。少しずつで。

勢いつけすぎず、目盛りはこまめに。

最初は、おはよう、そこから。


「おはよう」


掠れた声。小さな声。

すぐに引っ込めてしまう、しりすぼみの声。


今の君の声は、始まり。

ぜんぜんうるさくないよ。

変だなんて思わないよ。

もっと大きくても大丈夫だよ。

話し始めたら、もっともっと

使いやすい音や楽しいリズムが

これからきっと君の声に乗ってくるよ。



君の声。

嬉しかったよ。


なんでって。


大切な君。

大切な君がここに居る。

そして大切な君がここに君を現した。


君がここに現れることを選んでくれたから。


君の声。

君の心を現実世界につれてくる手段。


おはよう。



…………



ね、そこの君。


そこの、今ここに立ちあって

他人ごとのような顔をしている、

外側だけ大丈夫なフリをしている君。


フリがうまくて気づいてもらえずに、

華やかに笑って、かっこ良く生きて

怖いものなんてないふりをして、

素敵な豪華な大きな甲殻の空洞の隅に

黙って横たわる君をずうっと隠してる君。


君もだよ。


同じように、君は息をころしてるんだね。

周りが気づかないから、それでいいんだって。


私は君の声が聞きたいな。


だって気づいちゃったのだもの。

人がいる。君がそこにいるって。


甲殻も君の味方。

ずっと守ってくれたもの。

そんな甲殻を作ってきた

ここまでの君も好きだよ、でも。

だからこそ。甲殻ごしじゃなくて。


君に会いたいな。



おはよう?

ノックして、みるよ。


耳をすませて。

目を閉じるから。


君の声を聞かせて。




posted by 深森らえる at 02:43| Comment(0) | 思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
最近の記事