「私」は「私」なのだけれど、その「私」存在が区分けされる時にもつ属性や特徴。
「日本人」「女性」「長髪(とされる)」「背が低い(平均と比べて)」他いろいろがあって。
その属性につくイメージが、私とあっているときもあれば、あっていないときもある。
属性に縛られたくはないけれど、属性が必然的に内包する「事実」は存在する。
特徴にふりまわされたくはないけれど、ある種の特徴に憧れたり、
好んで選んでいたり、選べなくてもいかしていくことができたり、逆の物を避けたりもする。
属性や特徴についてくるイメージ。
統計的にああだこうだの難しい話はわからないけれど、
「ロングヘアはこんなイメージ」「背が低いとこういうキャラが多い」とか、なんとはなしに形になり。
多くの人が思えばそれは力を持ち、時代の好みや一つの判断指標になっていたりもする。
私が取る行動はその属性を持つ種が判断される時の平均値に影響している。
なら私は私が持っている自分の属性に自分でも意味を与えていきたい。
せめて大人になって、気がついて、やっとできるようになってきた「これから」でも。遅ればせながら。
これからだけど。まだまだ未熟で探しながらではあるけれど。
自分のふるまいというものを、自分のことだけじゃなくて、大事な人たちの、自分が表したいものの、
その一部としても意識したい。
そんな事をふと思ったのでした。
2012年07月24日
2012年07月22日
今朝の光景
すこし寒い曇り空の朝。
手元にやわらかな青空をひきよせる。
初夏を閉じ込めてある袋をあけ、
気持ちよく眠っているその中身を少し取り出して、
お湯をゆっくりと注いで目を覚ましてもらって、あわせれば

ほら。
花が隠れている掌の草原。
空に包まれて。
草原はゆらり。
心地よく目に歌う。
歌は音で紡がれるとは限らず
絵は色で紡がれるとも限らず
そしてそのメロディーは、
それを目にした、その人だけのもの。
あなたの音楽を私は聴けない。
私の音楽をあなたにそのままわかってもらうことはできない。
けれど素敵なものがあったことを感じとり。
素敵なものに想いを馳せあうことができて。
いつかこの話をするときに
お茶を飲みながら「微笑み合う」のだと思う。
手元にやわらかな青空をひきよせる。
初夏を閉じ込めてある袋をあけ、
気持ちよく眠っているその中身を少し取り出して、
お湯をゆっくりと注いで目を覚ましてもらって、あわせれば
ほら。
花が隠れている掌の草原。
空に包まれて。
草原はゆらり。
心地よく目に歌う。
歌は音で紡がれるとは限らず
絵は色で紡がれるとも限らず
そしてそのメロディーは、
それを目にした、その人だけのもの。
あなたの音楽を私は聴けない。
私の音楽をあなたにそのままわかってもらうことはできない。
けれど素敵なものがあったことを感じとり。
素敵なものに想いを馳せあうことができて。
いつかこの話をするときに
お茶を飲みながら「微笑み合う」のだと思う。
2012年07月18日
あまいきおくとぱわー。
2012年07月11日
雨、ミダス、お話。
手に触れるすべてのものが黄金になってしまうミダス王のお話を思い出す。
何かに触れられたら黄金に変わってしまう娘のお話を思いつく。
「誰にも触れられないもの」同士で、次を探すことができないかなあと。
『そこから先』を幸せにするために。『そこ』で話を終えないために。
*************
雨の日に。
映画の「アメリ」にでてきた、
骨がガラスのようにもろいおじいさんのことを思い出していた。
自分の特性。自分の宿命。自分の荷物。
……もし、私の肌が、雨で溶けてしまう体質だったら?
窓の外を見る。
雨。
雨によってあらわれる風景。
雨の音。
雨がたくさんのものをたたいている。
雨、雨、雨。
私の荷物……雨で溶けてしまう肌。
雨は怖いだろう。
でも憧れるだろう 雨に濡れることに。
特別じゃないこと。
「他の人ならできること」
それは自分ももっていたかもしれないこと。
だから痛いほどに
当たり前ができないということで当たり前に憧れをもつ
夢を見る、空想する。
憧れはさらにさらにつのる。
でも自分である自分を当たり前にしておいたほうがいい。
日常を損なわないためにも。
希望を持ちすぎない。
夢を見るだけ。
雨を浴びたい。
傘ででる。
雨合羽ででる。
近づくことはできる。
映像や音、温度に刺激。
雨に限りなく近い状況を作ってもらう。
擬似体験はできるかもしれない。
でも、雨じゃない。
雨は私を溶かすものだから。
私が溶けないものは、雨じゃなく。
みんながこれは雨だよ、雨と変わらないよ、と
雨を知る人が本当に興奮して同じ場所にいても
きっとね。
『これは雨じゃないよ』譲れずにだませずにそう思う。
けれど、それで幸せじゃないわけじゃない。
本当の雨に濡れることが叶わないことをずっとさみしく思うでしょう。
けれど、きっと、それを抱えたままでも。
抱えたままで。
それが、その人生。
***********************
ミダス王が嘆かなくなったら。
その娘が心から笑っていたら。
あとは次のお話が始まるだけ。
何かに触れられたら黄金に変わってしまう娘のお話を思いつく。
「誰にも触れられないもの」同士で、次を探すことができないかなあと。
『そこから先』を幸せにするために。『そこ』で話を終えないために。
*************
雨の日に。
映画の「アメリ」にでてきた、
骨がガラスのようにもろいおじいさんのことを思い出していた。
自分の特性。自分の宿命。自分の荷物。
……もし、私の肌が、雨で溶けてしまう体質だったら?
窓の外を見る。
雨。
雨によってあらわれる風景。
雨の音。
雨がたくさんのものをたたいている。
雨、雨、雨。
私の荷物……雨で溶けてしまう肌。
雨は怖いだろう。
でも憧れるだろう 雨に濡れることに。
特別じゃないこと。
「他の人ならできること」
それは自分ももっていたかもしれないこと。
だから痛いほどに
当たり前ができないということで当たり前に憧れをもつ
夢を見る、空想する。
憧れはさらにさらにつのる。
でも自分である自分を当たり前にしておいたほうがいい。
日常を損なわないためにも。
希望を持ちすぎない。
夢を見るだけ。
雨を浴びたい。
傘ででる。
雨合羽ででる。
近づくことはできる。
映像や音、温度に刺激。
雨に限りなく近い状況を作ってもらう。
擬似体験はできるかもしれない。
でも、雨じゃない。
雨は私を溶かすものだから。
私が溶けないものは、雨じゃなく。
みんながこれは雨だよ、雨と変わらないよ、と
雨を知る人が本当に興奮して同じ場所にいても
きっとね。
『これは雨じゃないよ』譲れずにだませずにそう思う。
けれど、それで幸せじゃないわけじゃない。
本当の雨に濡れることが叶わないことをずっとさみしく思うでしょう。
けれど、きっと、それを抱えたままでも。
抱えたままで。
それが、その人生。
***********************
ミダス王が嘆かなくなったら。
その娘が心から笑っていたら。
あとは次のお話が始まるだけ。
2012年07月06日
詩和(うたなご)日和に感謝をこめて

詩和(うたなご) vol4
ポエトリーリーディングイベント
応援、はげまし&ご来場いただいたみなさまありがとうございました!
感謝でいっぱいで。胸もいっぱいなまま。
あれこれ、思ったことなど、つらつらと書いてみます。
当日、開演前、ふわふわと落ち着きなく歩き回っていたところ
早めにいらしたお客様に「励まし」という言の葉のプレゼントをいただき
私が言の葉の力をあらためて実感してみたりして……
なんだかすごくポエムを丁寧に抱きしめながらウォーミングアップしたりしながら……
開演時間を迎え
オープニングのピアノの曲で、静かにほどけていく何か。
言葉を寄りそわせて、静かにたちあがっていく何か。
それはなにかの「場」があらわれる瞬間。
そこに、お客様から注がれる何か。
こちらとあちらの繋がれる場所でやり取りが始まる何か。
こちらが作るものだけでなく
一緒に空間をつくっている、その「何か」
言葉に、ピアノに沁みていって、作品ができる。
一期一会、その時だけの、何かがある。
不思議。
そしてたくさんの作品、一つ一つの世界。
世界からあつめてきた、いろんな素敵。
私の手は小さいけれど、それでも、あふれんばかりに
ここに集まったものたちは、きっとまた誰かの力になる。
そう思って届け始めた、この、作品と言う形の、世界の素敵のおすそ分け。
作品の合間のおしゃべりは、ちょっと熱が入ったこともあり
また心のままに喋るようにしていることもあって、
いろんな話をおしゃべりしている時に(特に悲しい話は)
ちょっと自分でもおろおろしてしまった場面もありましたが
それでも詩に誠実に、詩に向かい合う時の言葉や心や
その時に会った出来事などを、整えすぎずに差し出したいなと。
差し出したものに対して、その反響として何かがあらわれるのだとしたら
私が作りものを差し出せば、作りものへの響きが戻ってきてしまう。
回を重ねるうちに、おしゃべりも整ったものに結果的になることもあるかもしれないけれど
作品の間のおしゃべりに関しては、そこを意識せず、ほんとうのことをできるだけ問いかけてみたい。
おしゃべりなんだけど、どこかで、問いかけだから。
ほんとうをなげたことへの、ほんとうのこたえをまっているのだと思います。
投げるボールに、誠実でありたい。
作品の形は、練習の時も本番の時も変わらない。
「たいせつをかためてきた」もの。
クラシックのピアノと言葉が追いかけっこしたりダンスしたり。
形は変わらない。けれど。形の中に過ごしてきた時間がつまって、どんどん深くなる。
心から心へ。
世界からもらってきた素敵をあなたに届けたくて。
ころころぽろぽろと言の葉の音という
(じぶんとしてはしっかり作ったつもりの)船に想いをのせ。
作品という形で。ライブという形で。大航海。
海を渡って、あなたのもとに届いていたら、嬉しいな。
このイベントではわたしのぽえむとはまた別のコーナーで
みなさまからいただいたポエムも読ませていただいているのですが
詩の作者さんがきてくださったり、リーディングの後にポエムをいただいたり
あと、今回は手作りの冊子までいただきました。それもまたとっても嬉しかったです。
ほわほわほわとあっという間にすぎてしまう一時間。
第五回目にむけてもう準備中ですので、次回もお会いできることを楽しみにしつつ。
感謝を込めて。この日記をば。
ぎゅっ。
深森らえる
ぽえむをいただき、朗読し、お返事ポエムを書いて、朗読する。
そんなコーナー「らえぽえ」もございますヒーリングガーデン。
7月分更新されております。
よろしければ、こちらでのポエトリーリーディングもお楽しみください♪
「Raele's Healing Garden」 http://www.jam-st.ne.jp/ch1/ch1_healing.html
2012年07月04日
おうたを、うたいましたよ?〜映画「アイドルイズデッド」〜(追記あり)
映画「アイドルイズデッド」 皆様ご存知かしら。
実際のアイドルBiSさん達がヒロインを演じていらっしゃる
ちょっと激しい(特殊メイクとかアクションもすごい)ドキドキいっぱい映画。
その中のとある場面で、
うっすらとBGMにかかっている
アイドルソングを歌わせていただきました。
意識しなければききのがされてしまうと思います
そのくらいのほんのりでのお手伝いですけれど
こちら、詞も私が担当させていただきました。
挿入歌 「Clover Sympathy」です。ぺこり。
以下、映画「アイドルイズデッド」さんのご紹介♪
地方のお友達も応援よろしくお願いいたします♪
個人的には……ノゾミさんの振り向き笑顔にキュンとしました!
あれは……可愛い……可愛でする……大きくうなづいて応援したくなる感じ♪
*********************
■予告編:
http://youtu.be/PP6_9hWPy8c
■ストーリー:
元歌手でキャバ嬢のルイは、アイドルとして成功した先輩歌手のモモコと偶然再会する。
しかし、ふとした過失でモモコとその仲間たちを殺してしまったルイは、アリバイ作りのためアイドルグループを結成する…。
田辺弁慶映画祭でW受賞&劇場公開を果たし加藤行宏監督が、7月にエイベックス社よりデビューする新生アイドル研究会”BiS”をヒロインに迎えて挑む、傷だらけのガールズ・アクション!
■上映日時
各映画館にて行われる映画✕音楽イベント「MOOSIC LAB 2012」のFプログラムにて上映されます。
神戸 元町映画館
7月4日(水)19:15〜【Fプロ】
http://ow.ly/bNTfM
京都みなみ会館
7月5日(木)20:15〜【Fプロ】
http://ow.ly/bNTtT
シアターセブン 大阪十三
7月6日(金)19:30〜【Fプロ】
7月18日(水)19:30〜【Fプロ】
http://ow.ly/bNTb0
吉祥寺バウスシアター
7月14日(土)21:00〜
http://www.baustheater.com/jikai.htm
横川シネマ 広島
7月22日(日) 1840〜
7月28日(土) 1240〜
8月 1日 (水) 2040〜
http://yokogawa-cine.jugem.jp/
■MOOSIC LAB2012 サイト:
http://ow.ly/bCoVz
実際のアイドルBiSさん達がヒロインを演じていらっしゃる
ちょっと激しい(特殊メイクとかアクションもすごい)ドキドキいっぱい映画。
その中のとある場面で、
うっすらとBGMにかかっている
アイドルソングを歌わせていただきました。
意識しなければききのがされてしまうと思います
そのくらいのほんのりでのお手伝いですけれど
こちら、詞も私が担当させていただきました。
挿入歌 「Clover Sympathy」です。ぺこり。
以下、映画「アイドルイズデッド」さんのご紹介♪
地方のお友達も応援よろしくお願いいたします♪
個人的には……ノゾミさんの振り向き笑顔にキュンとしました!
あれは……可愛い……可愛でする……大きくうなづいて応援したくなる感じ♪
*********************
■予告編:
http://youtu.be/PP6_9hWPy8c
■ストーリー:
元歌手でキャバ嬢のルイは、アイドルとして成功した先輩歌手のモモコと偶然再会する。
しかし、ふとした過失でモモコとその仲間たちを殺してしまったルイは、アリバイ作りのためアイドルグループを結成する…。
田辺弁慶映画祭でW受賞&劇場公開を果たし加藤行宏監督が、7月にエイベックス社よりデビューする新生アイドル研究会”BiS”をヒロインに迎えて挑む、傷だらけのガールズ・アクション!
■上映日時
各映画館にて行われる映画✕音楽イベント「MOOSIC LAB 2012」のFプログラムにて上映されます。
神戸 元町映画館
7月4日(水)19:15〜【Fプロ】
http://ow.ly/bNTfM
京都みなみ会館
7月5日(木)20:15〜【Fプロ】
http://ow.ly/bNTtT
シアターセブン 大阪十三
7月6日(金)19:30〜【Fプロ】
7月18日(水)19:30〜【Fプロ】
http://ow.ly/bNTb0
吉祥寺バウスシアター
7月14日(土)21:00〜
http://www.baustheater.com/jikai.htm
横川シネマ 広島
7月22日(日) 1840〜
7月28日(土) 1240〜
8月 1日 (水) 2040〜
http://yokogawa-cine.jugem.jp/
■MOOSIC LAB2012 サイト:
http://ow.ly/bCoVz
最近の記事